淫惑のアロマ
と、溶けちゃう…こんなの初めて
睦月影朗 著
240ページ 
定価:857円+税

 
目次
第一章
 媚薬の開発
第二章
 欲情するOL
第三章
 女優の熟れ肌
第四章
 人妻の悶え
第五章
 新春3P
第六章
 快感バトル
第七章
 魔性の花園
第八章
 蜜枯れるまで
エピローグ


 強力な催淫フェロモンを放つ強壮剤の実験台となった平凡なサラリーマン大原。OL、人妻…そして女優までもが、彼の虜となり、快感に悶え泣く。快楽の秘薬を巡る秀作!

 人事移動になった新開発部で大原慎一を待っていたのは、美しい女博士、奥宮冴子だった。彼女の作り出した新しい強壮剤、「ニューオロチン」の実験台に選ばれたのだ。検査のために、冴子の奉仕で射精することから、大原の仕事は始まった。
 新薬のおかげで、平凡な中年のサラリーマンだった大原は、精力絶倫の牡と化す。OL、人妻、女優、ライバル会社のスパイたち……大原とセックスした女たちは、彼のもたらす快楽に喘ぎ泣き、淫らなフェロモンをまき散しながら、欲望の虜になっていく。



「あん……」
 クリトリスをいじると、里帆が密着したままビクンと震えて反応した。
「すごく濡れているよ」
「恥ずかしい……。でも、一目惚れって、本当にあるのね……」
(全てはニューオロチンの効果ではないだろうか)
 ふと思い、大原は里帆を騙しているようで気が咎めてきた。
2002年7月発売
装丁:森川太郎
ISBN4-89490-554-X
睦月影朗(むつきかげろう)
●1956年神奈川県横須賀市生まれ。県立三崎高校出身。工員、看板屋、飲食店勤務などを経て、80年に作家デビュー。少女熟女を問わず、匂いのあるフェチックな作風を得意とする。また、ならやたかし名義ではマンガも描き、『ケンペーくん』(幻冬舎)などの作品がある。著書は160冊を突破。
●代表作
『先生の誘惑実習』(二見書房)
『いたぶり』(徳間書店)
『夢幻魔境の怪人』(イーストプレス)