淫香ファッカー 影の女
ほら、ケイコ先生の恥ずかしい匂い
睦月影朗 著
240ページ 
定価:857円+税

目次
 淫香ファッカー
第一話  
 広井涼子
第二話  
 加納姉妹
第三話  
 松下菜々子
第四話  
 恵子先生
第五話  
 辻原紀香
第六話  
 川島奈緒美
第七話  
 田島靖子と高梨尚子
第八話  
 菊川怜子
第九話  
 足立祐実
第十話  
 片瀬理乃
第十一話 
 沢田靖子
 
  
 影の女
第一話  
 オヤジ狩り
第二話  
 気まぐれ天使
第三話  
 ライバルを倒せ!
第四話  
 新・営業部長に
第五話  
 巨乳熟女の誘惑
第六話  
 快感オペレーション
第七話  
 ミックスフェロモン
第八話  
 新たな3P
第九話  
 雪のランニング
第十話  
 女子大生の匂い
第十一話 
 最後の決戦に
 第十二話  
 快感の勝利
 第十三話  
 どちらかの道へ
 目次


 香水開発のため、男は美女のフェロモンと体臭を嗅ぎまくる! 美しいくノ一は、その色香と技で男を助け、濃厚なセックスをもたらす…。匂いのフェティシズムを極めた中編!

 女が欲情する瞬間を匂いで嗅ぎ分けられる能力を持つ男、梶井。彼の仕事は、女のフェロモンを増強する香水を作るための「匂い狩り」だった!(淫香ファッカー)
 ある日藤井が助けようとした美女・美雪は有能なくノ一だった。彼女のもたらす濃厚なセックスと仕事の成功は、平凡だった藤井の日常を変えていく。(影の女)
 美しい女たちが漂わせる甘い体臭と、欲情したフェロモン! 官能小説の大家が贈る、男の本能を刺激する「匂い」のフェティシズムに満ちた傑作中編2作を収録。


「ああッ、ダメー!」
祐美が声を震わせ、羞恥に身をよじった。
 しかし、梶井は執拗に鼻を埋め込んで、ジットリと汗ばんだ腋の窪みに籠った可愛い匂いを嗅ぎ、スベスベの肌に舌を這わせた。
 何しろ、少しでも多くの美女のナマの匂いを知り尽くすことが梶井の仕事なのである。
 
2002年7月発売
装丁:森川太郎
ISBN4-89490-556-6
睦月影朗(むつきかげろう)
●1956年神奈川県横須賀市生まれ。県立三崎高校出身。工員、看板屋、飲食店勤務などを経て、80年に作家デビュー。少女熟女を問わず、匂いのあるフェチックな作風を得意とする。また、ならやたかし名義ではマンガも描き、『ケンペーくん』(幻冬舎)などの作品がある。著書は160冊を突破。
●代表作
『先生の誘惑実習』(二見書房)
『いたぶり』(徳間書店)
『夢幻魔境の怪人』(イーストプレス)